和紙を使った伝統的アイテム、懐紙

茶道・懐石料理に使われる懐紙について知る

懐紙(かいし、ふところがみ)とは、お茶席や懐石料理で使われるもので、和菓子の受け皿や箸袋として使われている和紙のことを指します。 和紙を使った伝統的アイテム、懐紙 は、「懐」という文字からもわかるように、和装が一般的だった頃は着物の懐に入れて常に持ち歩くものでした。

和紙を使った伝統的アイテム、懐紙

懐紙の種類

もともと懐紙は白無地が一般的でしたが、現代は伝統的なモチーフや季節を感じる柄・動物のイラストなど、見て楽しめるように種類が豊富にあります。また、横25センチ×縦35センチの半紙(書道用紙くらい)だったサイズも、現代では男性用が横17.5センチ×縦20.5センチ、女性用が横14.5センチ×縦17.5センチと、手に持ったとき使いやすいように分けられています。

懐紙の用途

  • お菓子をいただくときの受け皿
  • 濡れたコップを拭いたりコースターにしたり
  • 食事中に口元を拭くナプキンの代わりに
  • 果物の種を包んで隠したいとき
  • 心づけを渡すときのポチ袋
  • メモ用紙として

現代のポケットティッシュ、手帳といった役割をまとめて果たしていた和紙が懐紙になります。最近はそのような用途であまり使われなくなりましたが、和菓子を扱うお茶の場面などでは変わらず使われています。

新しい懐紙としての OMOTEWASHI

和紙は様々な用途に使用することができる優れものとして、長い歴史とともに受け継がれてきました。コムシステムでは和紙の魅力を活かした「OMOTEWASHI」の商品を展開しています。

和紙を使った伝統的アイテム、懐紙

「OMOTEWASHI」は、和紙にポリエステルの強さを加えた新素材です。水に強く形も自在に保つことができるため、アイデア次第でいろいろな使い方ができます。オーダーも承っているため、ご希望に合わせた形でご提案することも可能です。

料理の器代わりに使用できる「オモテワシケース」をはじめ、ランプシェードや包み紙、箸袋、かんざしの飾りなど、お客様のご要望に合わせて様々な商品をご提供いたします。もちろん、ご要望がありましたら個別対応で懐紙を製造することも可能です。カラーバリエーションが豊富で、色落ちすることもないため、一味違う上品な演出に役立てることができます。

あらゆるアイテムに使用でき、和の雰囲気を引き立てる「OMOTEWASHI」のお求めは、お気軽にコムシステムへお問い合わせください。